ご相談内容から、勉強会

お客様からのご相談をいただきました。


「工程管理が上手くいっていない。工程管理の意味を理解出来ていない人がいる」

例えば、Aさんは2時間で終わることを、Bさんは5時間かかっている。
Bさんに「なんで時間がかかったのか?」
聞いたものの、「これが限界だ」との返答。
人によって差が激しいものの、どうしたらいいかわからない。
というご相談でした。

機械の操作は出来ている。
でもどうしたら早く加工が終わるのか?
もっと効率の良い作業手順はないか?
と考えられない方も多いです。
もちろん、なぜ早くしなければいけないか?分らない方もいらっしゃいます。


1+1=2じゃない、1+1=10になる!?

機械がやったら、1+1=2にしかなりません。
でもヒトは、1+1が3にも、10にもなる力を持っていると思います。
加工方法も、より早くできる加工順序だったり、刃物を変えたら早くなった
という事もありますよね。
もちろん早いだけではダメな事もありますが。

弊社にはある装置製作工場で、工数を半減させた弊社スタッフがいます。
もちろん機械も操作していた経験があるからこそ、
工数を短くできたのですが。
そこでスタッフによる勉強会をする事にしました。
ただ何ができていないのか?は現場でないとわからない。
もちろん工程について、話すだけの勉強会も可能です。
でも、何ができていない、何が不足している、その辺りを把握したうえで
どうしたらいいのか?を学んでもらったほうが良いと考えています。
まずは自分達の現在の立ち位置を把握すること。
ベテランの職人さんほど、自分はできている!という意識もありますし、
出来ない、知らないって言いにくいですから。
その辺りも考慮しつつの勉強会。

その会社その会社にあった提案をさせていただいている企業だからこそ
できる事かもしれません。

 

個々に合わせるからこそ、結果が違う

1の次がわからない人に、1+1を教えても理解できません。
ここに合わせた提案であり、勉強会にさせていただいています。
これから、どんな結果が出るか?
楽しみです。

 

 

 

第15回さいたま輝き荻野吟子賞さわやかチャレンジ部門
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