ロボットが悪い?

ある某猫型ロボットがあるファミレスに
子供達と行ったときの事。
たまたま調理場が見える位置に座りました。
猫型ロボットが来ると、子供達は大喜び。
でも・・・距離にして5メートル。
お客様数も少ない時間。
人も余っているのは見える。だったら、ロボットじゃなく
人が運んだ方が早く無いか?と思いながら観察を。

私が注文したものが、セッティングされ、猫ロボットが運んできた!と思ったら
席を通り過ぎた・・・ん?後ろの席の人も同じもの頼んだのか?と思っていたら
「すっぱ辛い麺じゃない?これ頼んだ?違うよね?」
の声。
やっぱり・・・と思っていたら、猫型ロボットに置かれたまま調理場へリターン。

調理場では
「なんで戻ってくるんだ!?」
と聞こえる声。
またセッティングされ、やってくる猫型ロボット。
お?また過ぎ去っていった・・・そして後ろから
「ね~またきたよ??」
と戻される猫型ロボット。

ちょうどその時、人が料理を運んで来たので
「たぶんあれここの料理です」
と伝えると、
「え?」
とスタッフさん。

ボタン押すのは人。
猫型ロボットではない。
ミスがあった時(料理が返されたのはなぜか?振り返る)
本当に押したボタンが合っているか?(テーブル番号の確認)
結局は、ロボットを活かすも殺すも人の手。
ロボットに頼っているだけではなく、何が間違っていて
何が正しいのか?考えられるのは人。
人がいないから・・・と入れているロボットが
実はコスト高になっているように感じた出来事でした。

ミスがあるのは当たり前。
でもミスを次にどう活かすのか?
ちょっとした簡単なミスだったのに、結局ムダに2往復したロボットって
どうなんでしょうね?

人で、持っていった段階で
「これ違いますよ」と言われ、正しいものを確認したはず。
でもロボットになった途端それが出来なくなっていた。

IT化、DX化の怖さを垣間見た出来事でした。

 

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