時には休息も必要。

我が家の玄関先には、ちょっとした花壇が。
ついこの間まで少し元気がなかったお花達。
このところの気候でまたキレイな花を咲かせてくれました。
植物であれ、人であれ。
過酷な環境にいるだけでは、潰されてしまうだけ。
時には休息も必要だよって、教えられた気がします。
社内で手が回っていなかった部分も見えてきたり、
もちろん子育てで手が回ってなかった部分も。
完璧な人間ではないので、重なる時は重なり、
重みに耐えられないと感じることもある。
先日ある学生にこんな質問をしました。
「うまくいかなかった時、どうしますか?」
答えは
「一旦止めてみます。
そしてやりたい!と思っていた事、読書とか映画みるとかそういう事をします。
そしたらその時に『あ、やっぱりやらなきゃ』ってなったり、
何かしら気づける事があったから」
私もまだまだだな、と感じた出来事でした。
経営者であれ、管理職であれ、母親であれ
完璧な人なんていないんですよね。
でもその中でもがき、苦しみ、乗り越えていく。
だから時には、自分を大切に。そして何が大切か?考える時間を持つ。
足りて無い事を学生に教えていただいた時間でした。
そしてちょっと心がけなければ…と改めて感じています。
…と言いつつ、母親って何かと自分が後回しになりますよね。
でもこうも思うんです。
体調が悪くても、休みたくても休めないと思い込んでいるのは
本当は自分だけなんじゃないか?って。
周りにいる誰かが、本当は「大丈夫?代ろうか?」って言ってくれようとしているのに
それに気づけない、気づかないふりをしているだけなんじゃないか?って。
もしくは、任せられないと決めつけているんじゃないか?って。
お手伝いさせていただいている多くの企業さんで、
実際に感じているはずなのに。
「社長だから(管理者だから)、これは部下には任せられない(任せちゃいけない)」
って言っている方多いんですよね。
そして結果いっぱいいっぱいになってしまい、
目を向けないといけない部分に、目が向かなくなってしまう。
結果トラブルに発展してしまう。
何か起こった時、本当にその人だけが問題(原因)なんでしょうか?
実は、単発で起こってしまう事よりも
複数の要因が入り組んでいて、本来そこに気づけていれば
回避できたはずって事た大半な気がします。

例えば、製品の中で不具合が起きた場合。
その人の力量不足だけですか?
環境の設定は間違っていなかったですか?
材料の設置方法の社内ルールはありましたか?
よく起きるミスであれば、その対策はしていましたか?

過去にも複数回起きていたのであれば、本当の真の原因はなんだったんでしょうか?
そこに作業のしにくさ、作業する人達の思い込み(このくらいはいいや)等はなかったんでしょうか?
ものづくりコーディネーターとして、関わっていて
そう感じる事が実は多いので
ちょっと今日は書かせていただきました。
~お知らせ~
★5/11 YMSさんで講演させていただきます。
【テーマ】
「なぜ関わり方って必要なのか?社員を活かすも殺すもあなた次第」
実際ものづくりコーディネーターとして関わる中で感じた事も
一緒にお伝え出来たらなって思っています。

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