愚直に。人材に関わる仕事だからこそ、時には正直な告白 |

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ここ数カ月悩んでいたこと。赤裸々に。
こんなこと自社のサイトに書くのもどうなの?とお叱りを受ける可能性もありますが
正直にお伝えする事も大切なのかも?と思い、書かせていただきました。

人材のお手伝いをしているものの、自社のスタッフにも悩んでいました。
お恥ずかしながら、スタッフのスキルの違いです
同じような作業をしても、倍以上違う。
簡単に言うとAさんは2時間のところ、Bさんは5時間。
それが作業の度に積み重なるので、月単位ではかなりの差がありました。
差があっても、理解度や気づきにつながっていたら大丈夫なんですけど・・・
気になっていたので、ちょっとした宿題を出したところ
これまたかなりの差。


この差を埋めるために、どうしたらいいか?と気づきにつながるであろう事の調査をさせたり、
フォローしてみたもののあまり効果なく。

面談でもさらっと、差がある話をしたものの
本人はそこまで重要と思っていない。
どうしたら伝わるか?ハッキリ言ってみるか?
でももう少し様子を見ようと思っていたけれど、
先日外部講師を呼んでの勉強会で、あれ?これって放棄していないか?とみられる態度が。
講師からも終わってから、「七瀬さんもしかして・・・」と。
ばっちり!あってる!!それ!ホント悩んでたこと。
同じ女性経営者なので、ついつい溜まっていた事、
この先やろうとしている事をドドッと話してしまった私。

会社がどこまで目をつぶれるか?
そこだと思うんです。
全く知らんぷりも1つの方法(そうする事によるデメリットもあります)
指摘するのも1つの方法。

悩みに悩み、これって本人にまずは感想聞いて、
他のスタッフにも様子を聞いて決めよう!と思い、
「大丈夫だった?こっちから見てたら・・・」って話を。

でも話しててもなんだか言い訳で。
あれ?これって、七瀬さんはいつも私には優しいとか、できなくてもOKって思われてる?って思ってしまったくらい。
申し訳ありませんというものの、対策は無し。
でもリモートワークだからこそ、人材教育している立場としては
様々な観点で評価ができるようにしていて。
それ気づけてないのかも?
もちろん他スタッフにも、状況の確認をして最終的な責任、判断は私。
もしかしたらただPCの前にいたら、給料は入ってくると思ってる?と感じ、
再度の切り札のスキルの差の話を。

会社としての意向と、今の担当を外し他の業務をしてもらうこと。
もちろん本人の頑張りで今の業務に戻す事も考える事。
できない=やらないではない事等話ました。
本人はそこまで自分ができていない事がわかっていなかったようで
(どんだけ幸せ者?)、
今後について具体的な目標の話がここで初めて本人の口から出てきました。


人間誰でもどんな時でも変われるんです。
きっかけが大事。
きっかけがあった時に、この先どう変わろうと思うか?
それが成長につながると思っています。
もちろん私も完璧じゃない。
完璧じゃないから、ホントスタッフから学ぶ事も多いし、
だからもっと社内システムだったり、自分のスキルを上げなければと思っている。
だから資格取得も、知識の習得も進めている。忙しいからって言い訳だから。忙しいけどできる方法はたくさんあるもの。
もちろん自分のやってることをスタッフに押し付けることはしていません。
でもみんなが進んでいる中、一人現状維持だとおいていかれてしまう会社なんです。
リモートワークでも、そこまでスタッフ管理はしていない。
せいぜい時間報告だけ。
自分ができるときに、できることを進めてもらっている。
結果は、成果として出てくる。それがリストだったり、文章だったり、周りへの配慮だったり。
それを相対的に判断して、個々の評価を付けています。
リモートワークだと、さぼってるかもしれない。でも心配はしていません。
隠れてさぼれる。それを私にわからないように出来たら、よっぽどの策士だなと。
だってさぼったら、すぐ結果で出るんですよね。
だからそこまでスタッフ監視はしていないし。
全幅の信頼をもっています。
だからこそ、差が余計に生まれる会社なのかもしれません。
ただ、信じたい。
自分が採用した人だからこそ、
何か間違っていても修正したら良い方向を向いてくれると。


おかしな経営者かもしれないけれど、
それだけやっぱりスタッフは宝物なんです。
もちろん勉強会後のスタッフの担当業務に対しての質問や相談は半端なくて。
あ~この人達と仕事できて幸せ!と思える瞬間でした。

スキルに差があるスタッフ。
きっとここでくじけることなく、復活して
無くてはならない存在になってくれる。
私はそう信じています。

 

 


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