力のある伝え方

キャリコンとして先月から、ある大学で講師として学生の就活のお手伝いをさせていただきました。
週に5クラス3週に渡り授業を担当させていただきました。
先日その授業が終わり、なんだか心にポッカリ穴が開いてしまった感じ。

『楽しく、学びが多い時間』
それが授業の感想でした。
どうやったらポイントが伝わるのか?
もっと良い履歴書になるのか?
もちろん授業で添削をしても、次の時間に直っていない生徒もいました。
オンラインだから、カメラオフで参加。
指名したら反応なしなんて生徒もいました。
90分間、どうやったら飽きないか?
何とかしなきゃいけないって感じてもらえるか?
毎時間毎時間ある意味戦いでした。
伝えたいことがありすぎて、うまくまとめられない子もいました。

最後3回目の授業の中で、
「考えていたら、こっちのエピソードの方がいいなって思ったんで
見てもらってもいいですか?」
って指定用紙じゃなく、Wordで提出した学生がいました。
でもその内容がホント良かった。
きっとここまで書くまでに、悩んで悩んで大変だったのが伝わるくらい
良い文章でした。
力がある伝わり方で、この子はこの先も大丈夫って感じました。


「ホントこの時大変だったもの」
その言葉の裏にある頑張ってきたこと、壁を乗り越えられたことが感じる言葉でした。
「大丈夫だよ。きっと社会人になった時、この経験が生きるから」

中には、
「他の人が早期選考とか進んでいるのを見ていると、焦ってしまう」
と相談もありました。

でもホント前向きな、まだ素直な学生には
光るものがあり、その子たちが発する言葉には力がありました。

どんな世界でも、伝え方に力がある、この人に会いたいって思う背景には
その人の輝きがあると思います。

3回の授業の中で、
「真面目に取り組むことの大切さ」
「素直に進める事」
「大変なことの中にも、楽しみを持つこと」
を学生に教えられました。

回を重ねるごとに、よりよくなっていく姿に
ホント感極まって涙が流れそうになりました。
何事もやり切ることが大切。
大変だったからこそ、やり切った時に見える景色はきれいですよね。

 

 

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