通訳するのも、ものづくりコーディネーター

  • HOME
  • ブログ
  • 通訳するのも、ものづくりコーディネーター

「説明しているのに、中々うまく伝わってない」
「1つの不具合が、中々解決しない」
という事ありませんか?

先日弊社でもあった例を元にお話させていただきます。

ある部品を納品した所、
「今回のモノは、ネジが締まらない」
という不具合の連絡をいただきました。
良品をお客様からいただき、検討。
原因などをお話したのですが、中々エンドユーザー様からOKいただけなく
月日だけが過ぎていく状態でした。

「ん?なんだかおかしいぞ」

問合せいただく度に、同じ説明をするのみ。
あれ?ちょっと待てよ。これってもしかして・・・

中々解決出来なかった原因は実は・・・

おかしいなと思いながら、あれ?もしかしてこの言葉の意味を理解されていないんだ!
と気づきました。
工学の勉強をして来られた方や、機械に携わってきたならば当たり前だった用語も
そうでは無い方には難しい事もあります。
そこで、絵を元に説明した所、すんなり理解していただけた。
工場と依頼側の意思の疎通が出来ない原因にも、「用語(言葉)の壁」があると感じています。
NANASEでは、その辺りわかりやすく、時には絵を。時には模型を作りご説明させていただいています。

こちらの写真の真ん中にある、黒い四角いものわかりますか?

水引アーティスト 須田ユカリさんの作品です。
須田さんからご依頼いただいた際は、簡単なスケッチ図でした。
そこをNANASEで分解し、製作先へ依頼。
製作を進めている段階で、製作先に一緒に伺い
須田さんのインスピレーションを働かせていただいて、
構造の変更をさせていただきました。
分らない方に「この丸棒が」「この曲がりは」と話ても、理解されない事なので
須田さんがご理解いただけるように、通訳させていただき、ご説明した為
より良いものに仕上がりました。
製作させていただいたのは、黒い鉄の枠のみ。
そこに水引で命を吹き込み、作品にされた須田ユカリさん。

 

ものづくりコーディネーターの動きにより、素晴らしい作品に仕上がりました。

「こんなもの作りたい!」「あんなもの欲しい」
皆さんのご相談お待ちしております。

 

いまドキッ埼玉(2020年4月11日)に出演しました!(18分~特集いただいています)

加工先に困っているならば、

NANASEデジタルマッチングサイト