1個も10個も同じ?

問題です。

1本のパイプがあったとします。(長さ5.5m)

そのパイプを50センチの長さに、10個切るときと1個だけ切るとき

どちらの単価が安くなるでしょう?

①1個

②10個

③同じ

 

さて、どれでしょうか?

 

答えは・・・・

 

②の10個が正解。

なぜならば、①の場合50センチで切ってしまって他に使えない場合もあるので

単価には残りの分の金額も上乗せされてしまうから。

他にも段取りは1個の時も10個の時も変らず、段取り時間が10個で考えた方が短くすむから。

 

段取り時間を20分としたとき。

取りにかかった時間は

1個の場合は、20分

10個の場合は、20分÷10=2分。

1個辺りで計算すると18分もの差になります。

 

だから1個の時よりも、10個の時の方が安くなる。

ちなみに、段取り時間は数が増えれば増える程短縮出来ますが

原材料費で考えると個数が増えても、歩留まりが悪い場合逆に単価が上がる場合もあるので

注意が必要です。

 

もちろんたまたま端材があって問題無く出来る場合もあるので、

それは依頼先に相談が必要になると思いますが。

ここに機械加工等の他の加工が入ると

余計に単価が変る事になります。

 

ですので、見積りのオススメの方法。

1個の場合、今回限りのものなのか?

ある程度今度も出るのか?確認してから見積りを依頼される事をオススメします。

 

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