見方を変える

見方を変えると見えてくる。

 



これは子育てであっても、普段の仕事であっても
共通する事のような気がしている。

「こうあるべき」「こうでなければいけない」
これは、実は思い込みも多いのではないか?と。

我が家の中3長男。この猛暑が続いている中、朝ごはんを食べません。
パンであっても、ご飯であっても。
彼が好きであろうものであっても。
「なぜ?」と聞くと、「時間がない」
いや時間がないわけはなく、朝の当番が終わって(我が家は毎朝子供たちが1か所掃除をするルールがあります)学校に出発するまで40分はある。
でもなぜ彼の中で時間がないのか?

そもそも私はなぜ彼に朝ごはんを食べるように言うのだろう・・・
朝から「早く食べて!」「ごはんだよ!!」と3階まで毎回毎回何度も何度も言いたくないのが事実。
暑さもあるし、給食まで長い時間があるからこそ、朝しっかり食べて欲しい。彼の体の為にね。
夏休み中は、朝ごはんを抜いてもその後お腹が空いていたら食べられるからほっといたけれど。さすがに新学期始まり、受験生でもあるのだから何か手を打たなければ・・・と思いちょっと実験。

たまたま残っていたメロンパン。(朝から菓子パンか!?のツッコミはここでは・・・)
歯磨きを終え、家を出ようとする長男に
「メロンパンあるけど、学校行く途中に食べる?」
と聞くと
「食べる!」
という返答。
お!これはもしかしてうまくいくかも?と。

今朝はチャーハン。
やはり朝ごはんの時間に、何度呼んでも降りてこない。
そこで
「おにぎりにしてあげるから、行きながら食べる?」
と聞くと
「それでいい!」
と。

ちなみに、学校まで家から徒歩20分かかります。

彼の中の時間がない=朝は本を読みたい。
なんです。
しかも読んでいる時に邪魔されたくないんですよね。
だったら、テーブルでご飯食べながら読めばいいという答えもありますが
わんこがいたり、下の兄弟もいたりでリビングで本を読むという選択は彼の中にはないんです。

「朝ごはんはリビングで食べなければいけない」



「朝ごはんは食べなければいけない」

だけにしたら、お!解決法ってたくさんあるじゃない。
朝ごはんの内容を変える事、
朝ごはんの食べる場所を変える事、
時間を変える事・・・などなど。

物の見方は1つではない。
それぞれ片方からの見方ではなくて、違った方向から見ると
面白い解決法が見つかる。
しかもそれがはまると、スムーズに解決ができる事も。

もちろん、歩きながらなんて良い事ではないし
「あそこの家の子、また朝ごはん食べながら歩いてるよ」
と近所から思われるかもしれない。
でも、これで彼が「恥ずかしい」と思ったら、きっとリビングで食べるようになったり
もしくは部屋で本を読みながら食べるようになったりするのかもしれない。
どんな方法であれ、それで彼の健康を守る目的は果たせるならば
今は目をつぶる事も必要な時間かな?と。


子育てに正解はない。


人が関わる事に、正解はないの方が正しいのかもしれない。

人の感じ方も、受取り方も様様。

だからこそ、何か問題が起きた時は、その時その時に合わせた対応が必要になる。

引き出しがどれだけ多いか?ですね。

その為にも、日々学びと気づきが重要になってくるはず。

 

 


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