振り回されるのは結局現場。

新年度も始まり、街には新社会人の姿も。
新年度から体制が変わる企業も多いのではないでしょうか。
請け負っている仕事の中にも、体制変更のお話も有
今更?と思う事も多い事もいくつか。

どこを見ていていも、人の解釈って
人それぞれだったりする為、グレーな事はなるべく確認する事にしています。そうでないと、後々トラブルになる為。
そこでいつも感じる事。
トップダウンであっても、意向がしっかり伝えられていないと
振り回されるのは現場の人達ですよね。
上の利権が働いて決めた事や、ふわっとしかルール設定されていない事は特に。
おいおい後手後手かよって思うことがあるのも事実。
ある程度仮説を立て、検証してからの指示にして欲しい。

過去にあった話。
前職で異動の話になった際に、購買の業務担当だった為
「しっかりわかる人に引き継いでいただくか?
引継ぎ者が理解してから異動させて欲しい」
といったことがあります。
これは異動したくないではなく、お客様や現場、もちろん発注先の事を考えての言葉でした。
しかしその当時のトップに言われたのは
「サラリーマンだから異動があるのは当たり前!会社の指示に従えなければ、辞めれ」
と。
それで何が起こったか?
実際に引継ぎ者になった方は、1日で
「私はあなたみたいに頭が良くないので、できません」
と。
そこで私がした事は、会社に判断をお願いしました。
「引き継げないと言っている人に、ナントか覚えていただくように引き継ぐのか?
それともこの止まっている発注を処理する方を優先するのか?」
と。会社が選んだのは発注を止めず、引継ぎは会社が何とかするという判断でした。
その結果引継ぎ期間2週間では引き継げることはなく、
最終日にトップから言われたのは
「辞めるんじゃないから、異動先に午前中いって
午後はこっちで仕事しろ」
でした。
給与は変わらず、待遇も変わらず。
その中なぜ私は車で20分以上かかるところを1日に行き来しないといけないのか?
結果退職を選び今があるんですが。

最終的に振り回されるのは現場だからこそ、
何かをする時トップは仮説検証をして判断しないといけないのではないか?

改めて考えた新年度の始まりでした。

 

 

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