相談より ~メンタル不調かも?という方への対処法~

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メンタル不調。
「うつなんてなるヤツは、甘い!」
「そのくらい薬なんか飲むんじゃない!」
と言われた方も多いかもしれません。

メンタル不調=誰がなってもおかしくない

誰がなってもおかしくないんです。
2018年の厚労省『労働安全衛生調査』でも、ストレスを感じると回答した人は58%
メンタル不調の代表的な病気、うつ病は人口の1~3%いると言われています。
素因があれば、誰でもメンタル不調に陥る事がある。
ただ不治の病ではありません。
この所、メンタル不調の人が・・・という話、よくご相談もいただきます。
そこで、今日はちょっとそのお話を。

相談が来たらどうしたら良いか?

では、「メンタルが・・・」と相談にきた方がいた場合、
経営者管理職としてどうしたら良いか?

①じっくり話しを聞く。
まずは、じっくり話しを聞ける環境で、お話を聞いてみましょう。
1~2時間で時間を区切ってもいい。
話にくい場合もあるので、人に聞かれる事がない場所がオススメ。
間違っても、事務所の中で人の出入りがあるところ、現場はダメです。
守られた環境、話手も大丈夫な雰囲気作りがポイント!
なぜ不調だと思うのか?原因は何か?
対象の方の話やすいペースで、話を聞いてみましょう。

②説得、説教はNG!
「そんなの甘えだ!」「心が弱い!」等言う事はNG。
説得、説教になってしまった途端、きっとその人は話す事を止めます。
本当にメンタル不調だった場合、本来の原因には行き着くことが困難になります。
もちろん、その人を機に連鎖反応でメンタル不調に陥る人を出さない事も大切。
あなたが気づかない部分に原因、あるかもしれません。

③時間が無いときは、複数回に分ける
終業時間間際や、納期が立て込んでいる時は×
1時間でも良いので、聞ける時間設定をしてください。
もちろん、1度で終わらない場合もあります。
その時はまた別日を。

④話している事が分らない場合は、「どうして?」と質問する

わかっていないのに、分っているふりが一番NG。
相談者は話を整理出来ていない可能性もあります。
分らない時は適宜質問しましょう。
お互い賀共通認識をもつ事。

⑤自分だけで手に負えないと思ったら、他に相談
全て受け入れる事はありません。
他が適任かも?と思ったら、他にふりましょ。
地域にある保健センター、労働基準監督署にも相談窓口を設けているところもあります。
分らない事、全てを解決する必要はありません。
製造業の方なら分ると思うんですけど。
例えば、マシニングでしか加工出来ない事があったとき。マシニングを持っている協力会社さんにふりますよね?
それと一緒です。
自分で解決出来ない事は、専門機関を頼りましょう。
それがより相談にこられた人の為にも繋がります。

 

どんな事でも一人で悩まずに。
相談者だけでなく、相談を受けた方がこれを機にメンタル不調に陥ってしまったら
元も子もありません。

メンタル不調=誰でもなる可能性がある

 

また相談にきたけど、忙しいからを理由にせずに。
相談者も、話せるから来たんです。
この人に相談しても・・・って思っていたら
そもそも相談には来ませんよね。
それでも無理!と思ったら、
弊社でお受けする事も出来ますよ。
まずはご相談だけでも、お気軽にお問い合わせください。
℡ 048-228-0330
もしくはメールinfo@nanase2018.comまで。

※初回ご相談は無料でお受けしております


次回メンタル不調に合わない為に、普段から気をつける事
を書いてみようと思います。