「できない」の中身は?

「できない」ということには、

①本当にできない
②できるけれど、やりたくない

があると思います。
②の場合の理由には、
面倒だから
知らないから、
難しいから、
とそこにもいろんな理由があるように思います。



先日お客様先で開いた勉強会。
自分の中の考えのみで、
「できない」を選ばれていました。
ただヒアリングしていくと、どうやら誤った理解。
言葉の使い方も違う。
例えば、実働時間を拘束時間と思っている。
ある意味間違いではないですけど、拘束時間というと何かいやなイメージですよね。
すっごい高い知識はあるものの、現状とあっていない。
現状できていないのに、「ここまでやるのがフツーでしょ?」という。
今できていないのに、高いレベル要求しても
できるわけがないと考えるのが、私たち。
でもそのレベルが普通だからやらないのがおかしい。
「いや、じゃなぜ今までやらないの?」とツッコミ入れますけど。
そうすると、「いや社長が」「会社が」「○○さんが」と結局は他人事。
他人事だったら、なんでも言えますよね笑
自分事にならなかったら、何も始まらない。
誰かが代わりに機械動かしますか?
自分の代わりに、自分の仕事してくれますか?
他の人がやってくれるのであれば、あなたは必要ないとなってしまう。
それじゃ、おかしな話ですよね。


まずは誤った理解から、正しい情報にすり替える作業をしました。
ただ長い期間持っていたことだけに
一気に変えることはできないので、徐々に徐々に。
事あるごとにお伝えをし、直している作業中です。

「○○さんはやらない」
じゃなくて、○○さんができない理由を知ることがまずは大事では?
面倒だから?忘れているから?やりにくいから?
そこには必ず理由があるはずです。

命令でやるのは簡単です。
でも長続きしない。
また同じ状況、もしくはもっとひどい状況になるかも?
であれば、その場所場所にあったルールのすり合わせをして
やりにくい、できないのであれば、あった方法に変える。
時間がかかることではあるけれど、そこからの変化の方が
最終的により良い結果が出ると確信しています。


他人事→自分事にすることが
まずは一番の課題になっています。

絶対できなければいけない、とは思いません。
まずは挑戦することが重要。
挑戦し、失敗したのならば
なぜ失敗したのか?うまくいかなかったのか?を考えればいい。
そしたら、もっとより良い方法が見つかるはず。
後ろ向きの失敗じゃなく、前向きの失敗に怒るということはないはずです。
「できない」ではなく、まずは「ちょっとやってみようかな」
それだけでいいと思っています。
できないという前に、ちょっとやってみませんか?

 

 

 

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