ビックリな週末

土曜日、寒くて今日は雨か・・・と思っていたら

関東は雪!!

雪が降っているのに、東京は開花宣言。

なんだか冬と春が同時にきたヘンテコな一日となりました。

雨が降ると、以前いた町工場では物の置き場に困っていた事を

良く思い出します。

狭い工場、納期に追われる製作品。

雨の日は歩くのも大変。

そもそもその会社の

作業員には物の置き場という概念がなかった。

その時その時における場所に置けばいい。

だからいつでも物が無くなる。

それを探す時間もかかる。

ひどいと、一日中(それ以上)探す時間になる。

それでも見つからないと、全員で・・・なんて事も。

ここにこれ!と言っても、中々置けない(そもそもそういう教育がされていなかった)

物が無くなる事によるコストを言っても伝わらない。

結局隠れて発注なんて普通に行われていたので。

どうせ会社の物。無かったら頼めばいい。

なんて考えtが横行していました。

そこをしつけしていくって、結構大変なんですよね。

どうやって変えたか。

きっと会社会社によって違うと思いますが、

紙に書いてもダメだったので

物がすぐ見つかるって良いこと、作業効率が上がるという

体験をしてもらいました。

言ってダメなら、まずは動いてみる人が大切でした。

それによって物が無くなる事は減り、

仮に見つからない事があってもなぜ見つからないか?

考える事をしてもらった。

まぁ、いたちごっこでしたけど

今思えば、大変な中でも少しずつ変わっていく様子が面白くも

嬉しくもあった時間でした。

人を変える、変わるって大変な事ですが

それによって得るものは大きいですよ。

ものづくりコーディネーターだからこそ出来る改善方法があります。

雨の度に思い出す、ごちゃごちゃ歩くのも大変な空間。

そこも関わり方によって、作業しやすい空間に変わります。

今だからこそ、出来る事ありますよ。