初日感じた事 ~学生からの学び~

4/12から大学で非常勤講師として、授業を担当させていただいています。
春学期は週1回2クラス、3年生にインターンシップやこれからの就活について
講義しています。

↑石田何教えられるの?と最近よく聞かれるので、念のため・・・

初回授業・・・10点満点中2点の自己評価。
私らしい授業ではなかった気もするし、
漠然とした不安も与えてしまったかもしれない。
伝わらない言い回しもあったと思う。
何か今後の参考に出来れば・・・と思いもあり、
最後に感想を出欠と一緒に提出してもらいました。

厳しい意見あるのは覚悟(逆にそんな意見が欲しい)と思っていたのに・・・
良い事しか書いてない・・・
え!?もっと書いて良いのに。悪い事書いても、減点なんてしないけど?って思ってしまいました。

大学にもよると思いますが、3年生。
スゴイ働く事はもちろん、就活に、インターンシップに。
とても不安を持っている事が、感想の中からも分りました。
不安が少しでも、楽しみに変るように、
また来週の講義に繋げようと思います。

そうそう、学生からの学び

まっさらな心を持っている彼らを、社会人として活かすも殺すもその会社次第

という事。


私の面白くない話にも、頷きながら聞いてくれる子、強い意志が感じられるまなざし等など
彼らが持っているものは、まっさらな白い紙。
そこに色を入れるのは、企業であり、会社。
白が良い色になるように。
特性がある子もいるかもしれない。
苦手な事が多い子もいるかもしれない。
人前で話すのが苦手な子も、逆に得意な子もいる。
提案が出来るこも、出来ないこもいる。
現代は以前のようなやり方では、人は育たないなと感じます。
寄り添う事、支えること、特性を活かすこと。
私達企業は、様々な形で取り入れて行かなければ
いけないなとホント感じます。

先生という立場は、教えるだけではなく
学生から教えてもらう事も多くあるなと感じた1日でした。

通常業務をしながら、打合せの合間合間などで
続々と提出される課題にコメント返信をしています。
ちょっとこの流れになれるまで、久しぶりに面白い時間を過ごしています。

 

今後の授業、まだ体験した事がない工場の話(っていっても、工業系の大学ではないけれど)
も交えつつ、自分に合っている職業選択が出来るように支援していきたいなと思っています。
せっかくものづくりコーディネーターとしての顔も持っているので
製造業ファンを増やすのも、私の使命だと。

 

もし「学生インターン受け入れるよ!」という工場の方、
いらっしゃったら、NANASEまでご連絡ください。

 

第15回さいたま輝き荻野吟子賞さわやかチャレンジ部門
講演 「ものづくりコーディネーターの活動」


いまドキッ埼玉(2020年4月11日)に出演しました!(18分~特集いただいています)